第19章 うちはイタチ part2
「オレもクーデターに反対だ
しかしそれを阻止するには、余程の事をしなければ」
「分かっている。だが、お前は動かない方がいい」
「何故?」
「警務部隊の一部がお前を疑っている。オレにお前の監視を命じてきた」
!!
驚きと...頷ける2つの両極端の思いが生まれた。
オレは暗部。それも、うちはで言えば、敵対の側近側だ
「イタチ。オレに考えがある。
クーデターを止めるのはもうこれしかない......力を貸してくれ」
「!分かった」
「今晩、うちはの会合がある。そこを狙うしか無い。フガクさんは十中八九クーデターを企んでいるだろう。そこで、オレが会合に参加し別天神を使う」
「その瞳術で?」
「嗚呼...オレの別天神は、幻術に掛けられたと諭す事なく操ることが出来る術た。それをフガクさんに掛け、クーデターを止める。あの人に里との共存を考えてもらう」
「成程...互いに変わりあえば...」
「そうだ。この事は3代目にも相談させて頂いた。
......もうこれしかない」
「分かった。終わり次第また此処で、会おう」
「おう!イタチ。色々と辛い時だ。やり切るぞ」
「嗚呼...。気をつけろよ」
「嗚呼!」
そうしてオレは、シスイと別れた。
シスイにかなり負担を担ってもらってる。
アイツもそれ相当な覚悟の上だ。
「頼んだ...シスイ」