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私が帰る理由

第19章 うちはイタチ part2


『これから"話す事"...木ノ葉上層部のほんの一握りの人間しか知らない

"六棟ヨル"の秘密情報だ。』
オレはふと頭の中をよぎる...


「隊長は...

ヨルさんの"秘密"

知ってますか?」

オレの知るヨルさんの秘密
それはヨルさんは人造人間と言う事。この間の任務で、上層部しか知らないと言っていた。
だが、幼馴染のカカシさんなら知ってるのでは?そう思い探りを入れる




「秘密?......うーん。実は虫が苦手...とか?」

「(やっぱり)...そうです。最強なのに、可愛いですよね」

「ヨルの事、オレよりも知ってるなんてちょっとショック...お前がライバルか...末恐ろしいよ」

「何言ってるんですか?オレにとっては、隊長に勝てる気がしませんよ」
ヨルさん。やはり隊長には伝えていないんだ。
人造人間として、負の色眼鏡で見られてしまう事を恐れているのか...
培った2人の関係が壊れているのを恐れているのか...

しかしそれは、裏を返せば

ヨルさんにとって、"はたけカカシは特別な存在"
離れて欲しくない存在




「イタチ...ヨルは渡さないよ。」

「はい。オレも同じ気持ちです
貴方に負けません」
負けたく無い。この思いは...
オレ達は、互いに認め笑いあった。
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