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私が帰る理由

第18章 うちはイタチ part1


「ヨルさん、これは!?」

「トラップだ。巻物を取ったら、天井が崩れる仕掛けになっているな」
オレが巻物を取ったせいで、トラップが発動した。
だんだんと崩れが勢いを増している。

「イタチ。写輪眼で岩の動きを見切れ。私は邪眼で対応する」

「わかりました!」

出口までまだ距離がある
オレの写輪眼とヨルさんの邪眼は動きを見切る洞察力
オレとヨルさんの動きはさっきとは違い、落ちてくる瓦礫を避けながら出口へ向かう。

「イタチもう少しだ!」
崩れが勢いをます。視界が殆ど見えなくなってきた。だがもう少しで出口!

そう思っていた矢先、出口の方で複雑人の気配を感じた


「居たぞ!木ノ葉の忍びだ!」

「「!」」

そこに居るのは岩隠れの忍び複数人

「成る程...私達は嵌められた様だ...」


すると岩隠れの忍び達は虎の印を結ぶ

火遁の術!


複数の火種が集合し、巨大な炎の球体化とした。
そして激しい炎が燃え広がり、そのままオレ達に襲いかかる。

「イタチ...怯むな。止まるな。出口まで走るぞ...」
ヨルさんは、顔色変えずオレに諭す

「ッ!は、はい!」

だが...


ドガンッ!

「ぐぁっ!」

「!イタチ!」


一瞬の隙。そのせいで崩れ落ちてきた岩がオレの身体に当たり、身体が弾き飛ばされ床に転げる。
ヨルさんは軌道を変え、床に寝そべったオレに右腕をグッと伸ばした。
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