第18章 うちはイタチ part1
「みんな...カカシは色々な情報を知っている。
また敵がが来るかもしれない......
彼を...頼んだ」
「ヨル」
カカシはヨルの上着を握り締めたまま、意識を失った。
だがヨルはその手を離そうとはせず上着を脱ぎ、カカシにかける
「カカシ...」
ヨルはカカシを切なく見つめ、すっと立ち上がりイタチと鬼鮫が去って行った方向へ歩む
「ヨル!」
紅がヨルに呼びかけ、ヨルはピタリと歩みを止めた
「ちゃんと、帰ってきて!じゃないとッ!」
「大丈夫だ......少しばかり里を離れるだけ」
無表情に振り向き、ガイ達に一言添え瞬身でその場を後にした