第18章 うちはイタチ part1
「ヨルさん...」
「イタチ...」
ヨルはオレに背を向け、イタチを方を向く。そしてヨルは自らイタチの首に手を回し
口付けを交わした
「!...嘘、でしょ......」
精神崩壊寸前のオレは愛しい人の、見たくない姿にどうする事も出来ず歯痒い
クチュ...チュ......
いつもオレが聴いている卑猥なリップ音は、別の野郎に聞かせられ、耳の奥で残酷に残る
「ヨルさん...いいんですか?...ちゅっ、カカシさんに......見られてますよ......」
「いい......
イタチ...
キスして...」
「!!」
『......欲しいよ...カカシが......欲しッ、』
ヨルが自ら求めてる......クソっ!
オレは昨夜の淫らな行為で、ヨルが求めた事を思い出す。
ヨルはこちらが促さない限り、自ら求める事はしない
だが、目の前のヨル自らイタチへキスを強請る。そんな愛しい人の姿にイタチへの敗北感がオレの心を支配した
「冗談......だろ......」