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私が帰る理由

第18章 うちはイタチ part1


団子屋

(やはり......うちはイタチ)

正午過ぎ。木ノ葉の団子屋にて赤い雲模様の羽織りと大きな笠を被った二人組が席に座り、茶を啜っている。
その怪しい二人をカカシは動向を探っていた



「よう!お二人さん仲のよろしい事で......デートですか?」
向こうから2人の上忍がカカシに姿を現す。

猿飛アスマ
夕日紅

「バーカ。私はアンコに団子を頼まれたのよ」

「お前こそこんな所で何やってる?甘いもの苦手じゃなかったか...それともヨルへの手土産か?」

「ま!それもあるけど......供え物を買いに来たついでにここで待ち合わせしてんのよ





サスケとね」




ピキリッ

イタチは持っていた湯呑みに力が籠る


アスマと紅は団子屋の怪しい2人に気付き、目を配りながら、カカシと会話する

「お前が人を待つのは珍しいな...供え物はオビトか?」

「オビト?」

「そんな所かな...」









「カカシ。アンタが先に居るなんて珍しいな...」
サスケが、カカシ達の前に現れる。


「ま、たまにはな....」


サスケは何かを感じ団子屋に目を配る。

しかしそこにはさっきの怪しい人は居らず、ただ湯気立つ湯呑みと団子が置かれていた



「オレは納豆と甘いもんはダメだぜ」

「あ、そうなの...」
会話はただの上部だけ。上忍同士目でやり取りし、アスマと紅は先程の怪しい2人を追った
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