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私が帰る理由

第6章 ※朗読と嫉妬


ヨル side

カカシ宅へ到着
八百屋で貰った野菜で夕飯を食べ、お風呂も入りラフな格好でのんびり過ごす。
先程カカシが買ってくれた雑誌を読んでいた。ベットを背もたれ代わりにし、時折体勢を整える

「ヨル」
「ん?」
「これヨルの好きなミルクティー」
暑いから気をつけてね。と一言添えてくれマグカップを渡してくれた
「ありがとう.....」
角砂糖は2個欲しいな.....
流石にカカシは知らないだろうと思いキッチンへ向かう為腰を上げようとすると
「角砂糖2個入れてるからね」と言う
「..........カカシ」
「なによ?」
「お前私のストーカーか?」
「好きな子の事は何でも知ってるの」

観察力すごいなと感動し、マグカップに口をつける。
美味しい.....
味もそうだが、温度も丁度飲みやすい。

「カカシありがとう」
「どう致しまして」
ニコッと笑うカカシ。
カカシも額当てと口布は外し服装はノースリーブ。左肩から覗かせる暗部の刺青はカカシの格好良さを引き出させる。

カカシは、背もたれ代わりにしていたベットと私の間に無理矢理入り、私の背後から抱きしめる様に座る。
ベットの代わりに、次はカカシが背もたれ化とした。
「カカシ.....何してる?」
「何って可愛いヨルを抱きしめてるのよ」
「分かってるが、たまには離れろ」
「ダーメ」
ギュッと私を抱きしめた。
カカシの大人な匂いが私を包む。
それにカカシの鍛え上げられた胸筋が、居心地良くそのまま身を預けたくなったと思ったのは正直な気持ちである。
 



「ヨル 。さっき気になってたイチャイチャシリーズ一緒に読もっか」
カカシはそう言うと、さっき本屋で見つけた単行本を手に持った。
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