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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第6章 リョータ・三井復帰


「くっ…花道…ごめんね…!!」

はその場で手を床についた。

三「お、おい…」

は涙目で三井を見上げた。

「私が花道と過ごす時間あげたんですから絶対手抜かないでくださいね!?」

三「あ、あぁ…」
三(な、なんだ…?桜木のことが好きなのか?)




「よーし、行きますよ」

三「いいぞ、来い」

2人の1on1が始まった。
最初は三井がガンガン点を入れた。
しかし後半になると三井の疲れが見え始めた。

三「はぁ…はぁ…」

「こっからですよ。こっからが踏ん張りどころです」

それに対しは息一つあげていなかった。

三「うるせぇ…はぁ…」

そこからは三井からガンガンボールを取り点を入れた。

三「はぁ…はぁ…ちょっと休憩だ…」

「はぁ…仕方ないですね。少しだけですよ」

この時もう三井は少しばてていた。は少し息が上がっていた。
は自販機に行ってスポーツドリンクを買ってきた。

三「悪りぃな」

「え?何がですか?」

三「いや、買ってきてもらって悪りぃな」

「は…?」

三「…」

「…。あ、これ!?」

は手に持ってるドリンクを持ち上げた。

「何言ってんですか!これは私のです!欲しいなら自分で買ってください」

三「なっ…!お前マネージャーだろ!」

「今は部活の時間外です!」

三「んだよ、ったく…期待させやがって…」

ぶつぶつ言いながら三井も飲み物を買いに行った。

「勝手に期待したのあんたでしょーが…流川かよ…私は買ってくるなんて一言も言ってないし」
は少しムスッとした。

三井も戻ってきて座るとドリンクを飲んだ。

三「あー…」

三井は盛大なため息をついた。

「もう疲れました?」

三「まぁな」

「まあこんな動いたのきっと久しぶりですもんねぇ」

三「あぁ…お前バスケ経験者か?」

「いいえ?シロートですよ」

三「う、嘘だろ!?素人!?」

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