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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第6章 リョータ・三井復帰


宮「はっ…」

花「あぁーー!!」

湘北部員たち「あぁっ…」

「花道が綺麗にしたボールになんてことを…」

三「俺はな、それをぶっ壊しに来たんだ」

花「ぬぅぅ…何すんだ!てめぇらーっ!」

宮「花道!よせ!」

宮城は花道を止めた。

三「宮城、ぶっ壊してやるよ」

すると、誰かがボールを投げ、それが堀田に当たって、倒れた。

三「コラ…」

皆ボールが飛んできた方を振り向いた。

花「誰だ?いいぞ」

するとボールのそばに立っていたのはと流川だった。

「外れた…」

は手首をブラブラとさせていた。

花「!」

三「お前んとこの連中、お前よりやる気あんじゃねぇのか?女にも負けてんじゃねえか、宮城」

堀「クソ女…」

三「あぁ?」

三井は宮城に向かってボールを蹴った。
そしてそのボールは宮城の鳩尾にヒットした。

宮「ぐぁっ!」

木「宮城!」

「りょーちん!」

花「てめぇ!」

宮「よせ!」

今にも殴りかかりそうな花道をまた宮城は止めた。

「ちょっと。人が綺麗にしたもん汚して、蹴るもんでもないボール蹴って、何がしたいのよ」

彩「だめだよ!!相手にしちゃ!」

三「お前か。ずいぶん威勢がいいな。竜、あいつはお前にやるよ。好きにしろ」

竜と呼ばれた男は、指をクイクイッと曲げ自分の方に来いと言った。

宮「おい!他の部員には関係ねぇだろ!やめろ!」

堀「うるせぇ!しつけぇよおめぇは!」

堀田は宮城の髪の毛を掴んだ。
すると三井はニヤリと笑った。
そして普通ならそこにあるはずの前歯が三井には無かった。

「わ!歯抜け!」

三井は宮城に頭突きを喰らわした。
宮城は鼻血を出してしまった。

宮「ぐうっ!があっ!がおおっ…」

堀「おらっ!」

堀田がもう一度無理やり宮城の頭を上げると、三井は殴った。

宮「ぐぅ!がぁ!」

「りょーちん!!」

花「こらぁ!てめぇ、女男!」

宮「よせ!花道!」

花「ぐっ…」

宮「よせ…」

「どうして…」

三「ふっふふ、そうだよな、宮城。自分のせいで出場停止とかくらっちゃイヤだもんなぁ。なぁ、宮城よ」

皆出場停止という言葉に動揺した。
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