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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第5章 陵南戦


流(そんな顔するならあんなドアホウのこと好きでいるのやめろよ。…って言ってもこいつはやめねぇんだろうな)

流川はそんなことを思った。

流「…ならこれが初めてお前から俺が貰ったプレゼントってことで」

「え…?」

流「部活遅刻すんなよな。やる気無くす」

流川はの頭にポンと手を置くと荷物を持って教室を出て行った。

「流川…」

はボーッと流川が出て行った教室のドアの方を見ていたが、ハッと我に帰り流川の後を追いかけた。

「わ、私も行く!!」

そして流川とが向かった方とは反対にいた水戸はその様子を見ていた。
水戸は悲しそうなが心配で様子を見にきたのだ。








ー3人にからかわれた後ー

洋(はぁ…のやつ、大丈夫かな?今頃泣いてたりするんじゃ…)

水戸はの教室を覗いた。

洋「あ…」

するとなんと、は流川に抱き寄せられていた。
水戸は咄嗟に隠れた。

洋(流川…あいつあんな積極的だったのか…?まずいぞ花道…いや、花道もだが…俺もだ…こりゃまずいぞ…こないだの試合で仙道ものことを気になっていたようだったし…花道…俺はどうしたらいいんだ…)

水戸は2人の様子に少し焦りを感じたのだった。




部活が始まって少し経つと花道がやってきた。

花「チュース!」

「あ、花道…」

赤「遅いぞ!桜木!」

花「ガハッハッハッ!天才桜木!バッシュを履いて登場!さぁ!いくぞー!」

はこの時ばかりは笑顔で花道を見れなかった。
流川はの目の前をわざと通り、"ほっとけ"と一言言った。

「流川…」

晴子と選んだバッシュを履いた花道は、ディフェンスに果敢に挑戦した。

流「ふんっ、偉そうに」

花「流川、この大天才に嫉妬してんだろ?好きな子にバッシュまで選んでもらっちゃって、羨ましいんだろ?ガハハハっ!」

花道は自分のバッシュを流川に見せつけた

流「…ふんっ。俺のもだ」

花「ガハハハっ…な、なに!?」

流「練習に集中しろ。ドアホウ」

花「こんちくしょー!流川めー!」

花道はイライラするのだった。



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