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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第5章 陵南戦


(この試合、絶対勝ちたい…ここで陵南を倒せば、今年の湘北は違うって見せつけられる…それだけで全国に一歩近づく…勝ちたい…勝ちたい…みんな…頑張れ…!!)

すると流川がダンクを決めた。

「流川!!」

花道はイライラした。
晴子や周りの女子だけでなく、いつも絶対的に自分の味方であったも流川に目を輝かせていたから。

花(ケッ、なんでぃ、まで流川にそんな目してよぉ。そういえばさっきと流川で1on1て…いつの間にそんなのやったんだ…?まさか洋平が言ってた取られたらどうするって…昼休み来ないって…昼休み2人で1on1してるってことなのか!?)

花道は1人で悶々と考えていると前半終了のホイッスルがなった。
50:42と点差は8点にまで縮まった。
だがついに前半花道の出番が回ってくることはなかった。


は全員にタオルとスポーツドリンクを渡した。

木「ありがとう天羽」

「メガネ先輩、前半お疲れ様です!でもシュート上手いんだし、もっと攻めてもいいんじゃないですか?」

シュートが上手いと言われ、木暮は少し照れた。

「ゴリ先輩もお疲れ様です!」

赤「誰がゴリだ!」

「ゴリ先輩のシュートで流れ来ましたね!流石です!」

赤「全く…」

は赤木の言葉を完全スルーしたが、赤木は満更でもなさそうな顔をしていた。

「ヤスさん、ナイッシュー!大活躍!」

ヤス「あ、ありがとう」

安田は顔を真っ赤にしていた。

「シオさんのサポートもいいですね!縁の下の力持ちだ」

シオ「う、うん…」

潮田も少し顔を赤らめながら、タオルとドリンクを受け取った。

「はい」

流「俺には」

「何が?ドリンクもタオルもあるでしょ?」

流「俺には何も無いのか」

「なーに。皆んなに一言言ってるから僕も欲しいの?」

流「…別に」

「ゴリ先輩はボスさんをマークしなきゃいけない。てことは仙道さんを抑えられるのはあんたしかいないんだから。手抜かないでよね」

は去り際、流川にそう言った。

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