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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第5章 陵南戦


そのワンゴールから湘北には勢いが生まれ、次は安田がゴールを決めた。

花「いいぞ!ヤス!」

「きゃー!ヤスさんナイスー!すごーい!」

安田はから褒められたため、顔を赤くした。
陵南の勢いを取り戻そうと、魚住がシュートしようとしたが、3秒オーバータイムと言われ笛がなった。
皆が喜ぶ中、花道も不思議に思いながらみんなに合わせた。

「3秒ルールっていうのがあって、攻撃側がフリースローレーンの制限区域内、つまりあの円の真ん中の線から下にある台形のゾーンに3秒以上とどまってはいけないの。それをした場合、相手のスローインから始まるの」

花「今あのボス猿が、3秒ルールを破ったのか?」

「そうよ。てことはどっちのスローインから始まる?」

花「湘北!」

「そういうこと!秘密兵器としてコートに入ったら、花道も気をつけてね」

花「おうよ!」

この様子を水戸たちは見ていた。





雄「は本当花道の扱いが上手いなぁ」

高「それに関しての右に出る者はいねぇな」

忠「バスケのルールも完璧に覚えてるぜ」

洋「全部花道を思ってのことだろう…花道の扱いが上手いのも、ずっと花道のことを見てきたからだ」

雄「その一途さ尊敬するぜ」

忠「なかなか報われねぇけどな」

高「花道も鈍感だよなぁ。いっそのこと教えてやったら…」

洋「それはダメだろう。にはなりの気持ちがあるんだから」

忠「難しいねぇ」



そんなことを話している間に赤木が率いる湘北が流れを掴んだ。



晴「お兄ちゃーん!頑張ってー!」


その言葉にやはり花道は反応し、晴子を探し始めた。

花「いた!おお…私服もいい…三つ編みも…」

晴「桜木くん!」

晴子も手を振る花道に気づいた。
花道はそれにより良いとこを見せたいがために早く出せとまた騒いだ。

「…」

は黙っていたがこの時は落ち込んでいたわけではなかった。
試合に集中していて、花道たちの方からは意識が遠のいていたのだ。

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