第4章 基礎練習
「もう!なんなのよ!まさか私がOKするまで追いかけ回すつもり!?」
流「俺と1on1しろ」
「い!や!」
ちょうどその時、向こうから水戸洋平が歩いてくる。
洋「おー、」
「洋平!助けて!」
は即座に水戸の背中へサッと避難した。
洋「な、なんだ??」
流川は構わず言葉を続ける。
流「俺と1onワ…」
「だからやだ!しつこい!!」
洋「??」
状況が飲み込めず、水戸が首を傾げたその瞬間——
流川がいきなり水戸の肩をグッと押しのけ、の手首を掴んだ。
周囲の生徒達が「え、なに?」と一斉に視線を向ける。
「ちょ…」
流「俺としろ」
洋「!?」
流「1on1」
水戸は一瞬だけ身構えたが、それがバスケの話だと理解し安堵の息をついた。
「嫌だって何度も言って…」
流「お前が頷くまで離さない」
強引な声音。
の顔がカーッと怒りで赤くなる。
「だーっ!もう!分かったわよ!やればいいんでしょ!?やれば!その代わり昼休みね!部活後は嫌!」
流「…どうせ置いてかれるくせに」
意味深すぎる言葉をぼそりと落とすと、流川はゆっくり手を離した。
「なにーっ!?流川あんた!ムキー!!」
洋「あぁっ!!」
怒り爆発したが本当に殴りかかりそうになり、
水戸は慌てて両腕で彼女を抑え込んだ。
洋「お、おい落ち着けって!!」
廊下は、流川 vs の火花で一瞬にして騒然となっていった。