第5章 陵南戦
ー練習試合前日ー
は部活に行くと珍しく花道ではなく流川に1番初めに声をかけた。
「…流川」
流「なんだ」
「昨日はありがと…」
は口をしょぼしょぼさせながら小さな声で言った。
流「いや俺は…」
「こ、これでジュースの件はチャラにしてあげる!ほーら今日は気合い入れてくぞー!」
はスタスタとみんなの方へ行ってしまった。
流「…どあほう」
その日の練習は皆いつも以上に気合が入っていた。
もちろんも。
木「天羽はもう吹っ切れたみたいだな」
彩「そうですね」
赤「どうせ桜木に何か言われて立ち直ったんだろ」
この3人はが立ち直るきっかけは流川であるとは思いもしていなかった。
そしてその日花道は赤木にリバウンドの重要さを教わり、特訓をしたのだった。