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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第4章 基礎練習


安「いいでしょう」

花「よっしゃー!俺もとうとうスラムダンクがやれる!晴子さん!ついに俺の見せ場がやってきました!もう晴子さんの目線に流川なんか入れさせないぞ!」

「…」

晴「ははっ」
晴子は柔らかな笑顔で花道に手を振った。

花「晴子さーん!」
花道は晴子に向かって大手を振ると、誰かのボールが花道に当たったが花道はすぐにそれを投げ返して元気なようだった。

流川親衛隊1「どうしてああ単純なのかしら」
流川親衛隊2「能天気なのよ。あの赤い髪見りゃ分かるじゃん」
流川親衛隊3「変よねー!」
流川親衛隊1、2「「ねー!」

「ん?」

流川親衛隊1「それでいつも流川くんに張り合おうとしてんのよね!」
流川親衛隊2「かなうわけないのに!バッカみたい!」
流川親衛隊3「さっさと辞めちゃえばいいのに」
流川親衛隊1、2「「ねー!」」

「ぐぬぬ…」
は頭に血管を浮き立たせながら扉の方へどすどす歩いて行った。

晴「ちゃん…」

流川親衛隊1「な、なによ…」

は晴子とその友達2人の手を引っ張って中に入れると

「フンッ!」

扉をバシン!と閉めた。
流川親衛隊は開けろだの、何するんだだの騒いでいた。



赤木は流川にドリブルシュートの手本を見せるように言った。
もちろん花道は文句をブー垂れた。

しかしそんなの流川はものともせず、華麗にレイアップシュートを決めた。

花道はレイアップシュートのことを庶民シュートなんて呼んだが、そんな庶民シュートはやはり花道にはできなかった。

その様子を水戸達4人も見にきて笑っていた。

花道ができないシュートを流川ができるため花道は何度も流川の邪魔をした。その結果2人ともボールをぶつけ合ったりし、赤木にゲンコツをくらい練習禁止を言い渡された。


「花道ー!大丈夫??」
はすぐ花道に駆け寄ったが、花道は流川の方をずっと見て、の方を向くことはなかった。

花「くっそ…流川め…」

流「…どあほう」
流川も花道を睨みつけた。

「晴子ちゃん、花道の手当てお願いしていい?私ドリンク作ったりしないといけないからさ」

花「はぁ…!!晴子さんの手当…♡」

晴「う、うん…」


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