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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第2章 新たな生活


ー入学後ー

生徒1「そろそろダイエットを…」

花「バスケット…?」

ゴチーン!

生徒2「いいのかよ、休み時間にビスケットなんか食って」

花「バスケット…?」

ゴチーン!

生徒3「昨日ビデオで"バグダッドの盗賊"って映画見てさ…」

花「バスケット…?」

ゴチーン!

花道はバスケ部の小田が理由で振られてから、バスケット(似たような響きの言葉全て)に敏感になっており、その言葉を発した者達を皆頭突きしていた。
そんな調子で、さらに中学でも不良で有名だった花道達に話しかける者は以外誰もいなかった。
だからこの時花道は驚いた。

?「あの、すみません。バスケットはお好きですか?」

高「い、今はその言葉は…」

花「バスケット…?」

廊下を洋平達と歩いていると、バスケットという言葉が聞こえたので、いつも通り頭突きを食らわそうと振り向くとそこには可愛らしい女の子が立っていた。

花「!?」
花(…もろ好み!)

?「バスケットはお好きですか?」

花「は、は、は、はい!!大好きです!」

洋、雄、高、忠「「「「…」」」」

?「本当ー!?私、赤木晴子って言うの!じゃあバスケ部に入部しない!?」

花「します!するつもりでした!」

晴「背も高いし!流川くんとどっちが大きいだろう?同じくらいかな?」

花「流川…?」

晴「中学生の頃からずっと好きなの…」

花「ガーン!」

晴「わー!すごい筋肉!お兄ちゃんもきっと喜んでくれるわ!それじゃあ昼休み体育館来てくれる??」

花「はいー!」

花道はデレデレと答えた。一目惚れだった。晴子に一目惚れしたのだ。

花「流川…だがこれからどうにかすれば問題ない!俺にもようやく春が…ナハハハ!」

高「おっと51人目になるか!?」

忠「バスケなんてやったこともねーのによ」

花「これからやれば問題ない!なんてったって俺はバスケットマンだからな!ダハハハ!」

雄「機嫌は治ったみたいだな!」

洋「はどう思うのかなぁ…」

水戸は花道が一目惚れしたことに対し、がショックを受けるんじゃなかろうかと心配したのであった。
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