第4章 基礎練習
しかし流川は再びの手を掴んだ。
流「行くぞ」
「はぁ!?行くってどこに…」
流「体育館に決まってんだろ。昼ならいいんだろ。行くぞ」
「え、なに、今日から!?」
流「当たり前だ」
流川はズンズンとを引っ張って行った。
はご飯だけ食べさせてくれと騒いでいた。
洋「あぁ…」
水(流川のやつ、何があったか知らないが、相当を気に入ったみたいだな…ライバルが出来ちまったか…)
水戸はが好きだった。
花道を一途に想うに心惹かれていた。
そのため、花道とくっついて欲しいと思う反面、自分がを守りたいという思いで、水戸はずっと葛藤していたのだ。
水(しかしどうせ置いてかれるくせにってどういうことだ?花道にこれは直接聞いてみるか)
水戸は昨日の話(もちろん見当違いな結果のことも)を花道に聞き、を哀れに思うのだった。
また、相手が花道でないのなら、その相手は自分がいい、とも。
そしてもう1人、流川に迫られるの姿を見てる者がいた。
晴「流川くん…」
晴(ちゃんのこと引っ張って…流川くんのあんな顔初めて見た…そうだよね…ちゃんすごく可愛いもんね…運動神経もいいみたいだし…)
晴子は流川が誰かに迫っているのを初めて見て、ひどく落ち込んだのであった。