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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第4章 基礎練習


晴子に良いところを見せたい花道は俺を出せと駄々をこねた。

「次出れるように頑張ろうね!花道!」

花「おう…」

彩「でも1年対上級生かぁ…」

晴「え?」

彩「てことは赤木先輩 対 流川ってことね」

「…」

赤「よーし!始めるぞ!天羽」

「え?はい!」

赤「お前が審判をやれ」

彩「私がやりますよ先輩」

赤「しかし…」

彩「は桜木にどこを見ればいいのか教えてやって!」
彩子はにウィンクをした。

「彩子しゃん…うぅ…あい…」
は彩子の優しさに感動した。

そして試合が始まった。
ジャンプボールは赤木と流川で行った。
赤木の身長は197センチ、流川は187センチ、赤木の方が10センチ高いにも関わらず、2人は互角にジャンプし、流川がボールに手を触れた。
しかし、そのボールを取ったのはシオこと潮田であった。

「互角だ…あの身長差で…」

花「はっ…」

晴子はその間顔を赤くして流川を見つめていた。

「花道、流川のことを大嫌いなのは分かる。ちなみに私も大嫌い」

晴「えぇ…」

「晴子ちゃん…だって私…開口一番どあほうって言われたのよ!?うぇーん!」
は晴子の肩に手を置き言った。

晴「流川くんはみんなにそんな感じだから…」

「晴子ちゃんにはとんでもないフィルターがかかって流川がカッコよく見えてるのよ…」

花「その通り。うんうん」
花道はの言葉に頷いた。

「でもね花道。流川のプレイは確かに目を見張るものがある。この試合で花道が注意して見とくべきは流川とゴリ先輩よ」

花「俺が流川を手本にぃ!?ゴリならまだしも流川なんて絶対手本にしたくないやい!」

「流川を超える男になるんなら流川ができることは花道もできなくちゃあねぇ??」

花「ぐぬぬ…」
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