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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第4章 基礎練習


ピピーっ!

試合終了のホイッスルがなった。

赤「…彩子、今のはどう…」

彩「完璧よ!すごいじゃない!」

「本当ですか!?やったー!」

彩「赤木先輩から見てはどうだったんです?」

赤「うむ…お前のことは認めてやろう…しかし桜木は戻ってこない限り、投げ出したと見る」

木「信じて待とう、赤木」

赤「ふん」

晴「す、すごいわ…あの子…」

そして毎日のように見に来ている晴子もに感心するのだった。
しばらくすると花道はの宣言通り戻って来た。
しかし花道が戻って来た理由は、出て行く時晴子が悲しそうな顔をしたからであった。

花「グ…グホン!」

「あー!!花道!!!」

木「なに!?」

シオ「桜木花道が帰って来た!」

彩「よう!」

「よかった!戻ってくると思ってたよ!花道ー!」
は花道のそばに駆け寄って背中を押しながら部員の元へ連れて来た。
すると木暮もそばに寄って来た。

木「いやいやいやいや、良かった良かった!おっ、何?うーん、そうか桜木も反省してるか」

彩「いやぁ、よかったよかった!」

「ゴリ先輩!花道も戻って来てくれたことだし、そろそろドリブル以外も覚えさせてあげてくれないですか?」

彩「そうですよ!赤木先輩!」

木「お!それは名案だ!」

赤「…まぁ、いいだろう」

「きゃー!やったー!花道ー!やったねー!」

花「じゃ、じゃあスラムダンクを!?」

花道は前昼休みにやった晴子との練習でスラムダンクを教わってからそれを決めたくて仕方がないのであった。

赤「パスの基礎だ!」

花「ぬぅ!?」

木、彩「「あぁ…」」

「次のステップに進んだんだよ!花道!すごいすごい!」

みんなよかったよかったと笑い合った。

晴「桜木くん!」

少し席を離していた晴子が戻ってきた。

花「はっ!晴子さん…」

「…」

晴「桜木くん…」

「晴子ちゃんも待ってたんだよ、花道のこと。かっこいいとこ見せないとね!」

花「おお!そうだな!よぉし!やるぞー!とりゃー!」

花道は学ランを脱ぎ捨て、やる気を見せた。



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