第4章 基礎練習
そんなこんなで花道とが入部してから1週間が経った。
いつものように練習していると、花道がついに痺れを切らした。
花「あー!ったく!いつまでもこんなことやってられっかよ!」
彩「基本が大事なのよ!?」
赤「こんなこともできなくて試合なんてできるわけ無いだろ!ばかもんが!」
「でもそれずっとやってるおかげで花道どんどん上手になってるよ!すごい!」
花「俺はこんなことをしに来たんじゃねぇ!」
花道は練習を投げ出して帰ってしまった。
流「どあほう…」
赤「ったく…ほら言ったろ。あいつには無理なんだ。根性なしが。練習を再開するぞ!」
「ゴ、ゴリ先輩!」
赤「なんだ」
「花道は根性なしなんかじゃありません!」
木「天羽…」
彩「…」
赤「お前もさっき見てただろ。あいつは投げ出したんだ」
「花道、基礎とかそう言う地味なの嫌いだから…」
木「天羽、気持ちは分かるが基礎がなってないと…」
「知ってます!基礎がなってないと他校との練習試合はおろか、この高校内での練習でさえ、何もできない。でもそれは花道だって分かってます!花道は絶対戻ってきます!」
赤「あいつは目立ちたがり屋の口だけの男だ!どうせそのまま帰ってこん!」
「花道は口だけなんかじゃない!戻って来ます!だから私は追いかけなかったんです!」