• テキストサイズ

僕だけを見つめて【スラムダンク】

第3章 バスケ部入部


こうしては、ヤスこと安田と1on1をすることになった。
笛が鳴った瞬間、の目の色がすっと変わる。
次の瞬間にはドリブルで一気に加速し、ヤスの守りをあっさりと抜き去った。

花「ちゅーす…って!?あいつ何をして…」

驚く花道に、木暮が事情を説明する。

木「マネージャーになりたいらしい。なんの部活の経験もないって言ってたのに、運動はできる、湘北を強くするって宣言したから赤木がヤスを相手に実力を見せろと言ったんだ。桜木、あの子を知ってるのか?」

花「マ、マネージャー!?知ってるも何も…あいつは俺の幼馴染だ…」

木「えぇ!?桜木にあんな可愛い幼馴染が!?」

そう言い終える間もなく、はシュート体勢に入り――
美しい放物線を描いたボールが、綺麗にリングへ吸い込まれた。

一同「!!!??!?」
彩「制服なのに!?」

は肩で息をしながら、ふっと笑って言った。

「はぁ…はぁ…ふふ、私の勝ち」

その場にいた全員が固まった。
流川でさえ、わずかに目を細める。
/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp