第3章 バスケ部入部
赤「…バスケの経験は」
「ないです!」
赤「…クラブ活動の経験は」
「ないです!」
流「…どあほう…」
彩「流川ファンか…」
ヤス「なるほどな…」
流「…??」
赤木は呆れたようにため息を落とした。
赤「…俺は本気でバスケをしている。遊び半分で来られては困る」
「本気です!」
木「赤木…何もそこまで言わなくても…」
赤「バスケはおろか、部活もやったことがないならなんの仕事をしたらいいのか分からないだろう」
するとは迷いなく前に出た。
「強くすればいいんですよね」
赤「何…?」
木「なんだって!?」
彩、ヤス、シオ、カク「「「「!?」」」」
流「…」
「この湘北バスケ部を支えて、強くすれば良いんですよね。出来ます。自信があります」
赤「はぁ…威勢がいいのは認めるが、何もやったことがないのにどうやって…」
「私は根性もあります。努力もできます。そして…クラブ活動はしたことないですけど、運動は何でもできます」
赤「ほう…そこまで言うなら…ヤス」
ヤス「はい!」
赤「相手してやれ。お前の実力を見せてみろ」
「えー!制服なのに!」