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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第4章 基礎練習


翌日の昼休みからは花道のクラスへ行くのをやめ、急いでお昼を食べるとすぐに図書室へと向かった。

ビュンッ

先「こ、こら!廊下は走るなと何度も…あ、あれ?誰が走って行ったんだ…?」

先生が注意しようと見た時にはもういないほどのスピードで。

「バスケバスケっと…ここか」

そう言ってはバスケの本があるコーナーを見た。

「あちゃー…結構あるなぁ…こうなったらあれしかない!!」

はそこにあるバスケに関する本を全て机の上に置いた。

「速読!!!」

は普通の人ではありえない速さで本を読んだ。

キーンコーンカーンコーン

気づけばもう5限目が始まる5分前だった。

「時間経つの速すぎる!ま、いいや残りは家で読もう!」

その日昼休みだけで5冊読み終え、残りは借りて家に持ち帰った。図書室の先生にはこんなに読み切れるのかと心配されたほどだった。

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