• テキストサイズ

僕だけを見つめて【スラムダンク】

第2章 新たな生活


葉「ごめんなさい。私、バスケ部の小田くんが好きなの」

花「ガーン」

花道は中学生活最後の日、意を決して好きな子に告白した。しかし見事に振られた。

「可哀想!」

洋「あはは!」

高「これで振られ続けて50人目!」

忠「ぎゃははは!」

雄「花道おめでとう!!」

花「うるせぇ!」

花道が振られた様子を見て4人は騒ぎ立てたので、頭突きを食らわせた。
には女子なので頭突きを食らわせたことは一度もなかった。

「花道元気出して!花道の魅力に気づいてる子だっているよ!私みたいに!」

花「なーに言ってんだ。おめぇに気付いてもらってたってしょーがねーじゃねーか」

「なんでよ」

花「お前と俺は兄妹みてぇなものじゃんかよ。兄妹で恋愛は出来ねーの!分かったか!」

「なんで花道が兄なの!私が姉でしょ!?」

洋、雄、忠、高「「「「そっち!?」」」」

花「んだと!?どう見ても俺が兄だろ!」

やいのやいの言いながら2人は教室に向かって歩いていった。

高「花道のやつも鈍感だよなぁ」

雄「ほど花道のこと好いてくれる子なんて他にいねーのにな」

忠「花道はまるで気付いてねーぜ」

洋「お前だけだぞ、花道。気づいてないのは」

4人は遠ざかる2人の姿を見送りながら言った。

/ 184ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp