第3章 バスケ部入部
するとがまた風のような速さで戻ってくると
「彩子さん!いろいろ教えてくれてありがとうございます!そして美人です!ゴリ先輩!入部許してくれてありがとうございます!メガネ先輩!優しい!ではさようなら!」
それだけ言い残し、また風のような速さで去って行った。
赤「な、なんだ…?」
木「あれを言いに戻ってきたのか…?」
彩「そ、そうみたい…でも、悪い気はしないわね」
木「良かったじゃないか赤木。またいい子が増えて」
赤「…手のかかるやつが増えただけだ」
そう言う赤木はどこか少し嬉しそうな顔をしていた。