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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第11章 翔陽戦


が控え室に戻ると赤木がみんなに話をしていた。

赤「正念場だ。今までの相手とは次元が違うぞ。翔陽は。気合を入れて…うん?」

赤木が話している途中にも関わらず花道は赤木の周りをうろちょろしながら顔をじーっと見た。

「花道また怒られちゃうんじゃ…」

花「目の下にクマが。フフフ…さては緊張して眠れなかったな」

花道も目の下にクマを作りながら言った。

(花道もでしょ…)

赤「それはお前だろう」

花「うん?フン!この天才桜木の場合、今日の作戦を練っていたら朝になったまでのこと」

赤「フン!作戦が聞いて呆れるわ」

木「赤木でも緊張して眠れなかったか。俺も今朝は4時に目が覚めちゃったよ」

「大丈夫ですよ」

木「天羽!戻ってたのか!」

はうんうんと頷いた。

「勝ちたいって気持ちを持ったまま戦えば、勝てない相手じゃないですよ。もうそれくらい強くなってます。湘北は」

木「天羽…」

赤「そうは言ってもだな…」

「もう、ゴリ先輩忘れたんですか?」

赤「何?」

「翔陽までなら必ず勝てる、保証するって。だからは私はシード校に見学に行ったんですよ。当たったでしょ?」

赤「ううむ…」

「だから今回だってみんなの気持ちがあるなら勝てない相手じゃないです。ただ翔陽は本当に強い。だから保証はできないです。向こうだって本気ですからね。でももううちも前の湘北とは違う。大丈夫です」

三「の言う通りだ。全く情けねぇ連中だ。翔陽くらいでオタオタすんな」

花「ぬっ…」

すると三井は立ち上がって控室を出ようとした。

木「おい、どこ行くんだ三井。もう時間がないぞ」

三「便所だよ…」

花「ヘッヘヘヘヘ、ミッチー、1番緊張してるくせに。何度目だ?ガッハハハ」

「え?そうなの?下痢止め渡したほうがいい?あったかな…」

赤「偉そうに。三井のやつ」
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