第10章 退場王
ー部活後ー
三「、今日もやるんだろ?」
流、花「「ぬ…?」」
流、花((だと…?))
「あ、三井さん。どうしますか?明日は試合だから、今日は休んでもいいですよ。多分勝てるだろうし」
三「明日だけ勝てても意味ねぇからな。今日もやる」
「分かりました。付き合います」
三「お、おぉ」
2人はその日も8時ごろまで練習をした。
三「はぁ…はぁ…」
「そろそろ終わりにしましょうか。明日もありますし」
三「はぁ…あぁ」
「でも少しずつですけど、三井さん体力ついてきましたね」
三「のおかげだ。ありがとよ」
三井はの頭にポンと手を置くと、着替えに行った。
が掃除を終える頃、三井はジュースを片手に戻ってきた。
三「やる」
「え、いいんですか?」
三「付き合ってくれてどーも」
「やった!ありがとうございます!」
三「送る。帰ろうぜ」
この日は三井に送ってもらって帰った。
三「重いだろ。荷物持つ」
三「疲れてねーか?」
三「明日起きれんのか?迎えに行ってやろうか?」
他にも三井がずっと道路側を歩くなど、これでもかというほどに優しかった。
(三井さん…優しい…)
の心には三井の優しさが沁みた。