第6章 リョータ・三井復帰
竜「タフだな」
竜が嘲るように笑うが――
流川はの視線に気づいた瞬間、竜へ拳を叩き返した。
流「ドアホウが…」
「流川、大丈夫?」
流「ふん」
たった一言だが、流川の闘志は衰えていなかった。
木「流川…天羽…」
宮「やっちまった…」
三「やりやがったなお前ら…ハハハハッ…とうとう手を出しやがったな?これでお前らは出場停止だ。これ…」
三井の嘲笑が響いた次の瞬間――
と流川の拳が同時に三井へめり込んだ。
三「ッ!」
宮「キレてる…2人とも…やめろ!流川!!よせーっ!」
流川は三井の髪を乱暴に掴み上げ、は拳を構える。
、流「「こいつらが悪い」」
宮「流川!!」
止める声も届かない。
その一瞬の隙に、別の不良が流川の足へ蹴りを入れ、拳を振りかざして襲いかかる。
不良3「おらぁ!バカが!」
だが、その拳を受け止めたのは――流川ではなかった。
だった。
不良3「うぉっ!こ、こいつ女なのに…」
の指が鋭く不良の腕を掴む。
次の瞬間、骨が軋む音が聞こえるほど強く捻り上げた。
不良3「いってててて…あっ…がっ…おっ、折れる…折れるーっ」
「許さない…花道が綺麗にした場所を汚したことも…うちの部員を傷つけたことも…許さない!」
の指が鋭く不良の腕を掴む。
次の瞬間、骨が軋む音が聞こえるほど強く捻り上げた。