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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第8章 対三浦台


「うん…え?」
は必死に考えた。流川が何を言いたいのか。

(リバン…キャプテンだけじゃない…あ!もしかしてさっきの…ゴリ先輩なら必ず入れてくれるってあれ気にしてるの?自分の名前が出なかったこと)

「フフフ、可愛いとこあるんじゃん?流川にも。そうだね、流川も入れてくれるね」

は流川にちょいちょいとしゃがむよう手招きした。
流川は言われた通りしゃがんだ。
するとは流川の耳元で小さな声で言った。

「花道がいるから大きい声じゃ言えないけど、ナイスだった!みんな頼りにしてるよ」

こう言われた流川はいつものポーカーフェイスを保ってはいられず、思わず笑みがこぼれてしまった。

花「俺のボール横取りしといて何ニヤついてんだ気持ち悪りぃ」

流「うるせぇ…」

そしていよいよ後半が始まった。
後半になると、三浦台は宮本の代わりに内藤を出してきた。

「誰あれ…初めて見た…頭つるんつるん…」
(やっばぁ…ペチン!って叩きたい衝動に駆られるんだけど…)

がこんなことを考えていると、赤木と内藤のジャンプボールで後半が始まった。
なんとあの赤木が内藤に力負けしてしまった。
そして花道が内藤をマークしようとすると、内藤が花道に体当たりをしてきた。
花道は吹っ飛ばされてしまった!

「は、花道!!どうしてファウルを取られないの…?コラァ!ツルツル頭!乱暴するなぁ!」

内藤の登場により、三浦台はまた勢いを取り戻した。
花道がボールを取り、よそ見をして走っていると今度は花道が内藤にぶつかり、2人とも転んだ。

「花道!!大丈夫かな…」

彩「あぁまた!よそ見してるから…」

すると笛が鳴り、花道のファウルがとられた。

「さっきあのツルツル頭は取られなかったのに…あの審判なんなのさ。ケッ!」

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