第3章 バスケ部入部
放課後体育館に行くと、花道が入部することを断られている最中だった。
花「なんでだよー!」
赤「お前には出来ん!」
花「くっそー…」
すると花道がこちらへやってきた。
花「お?どうしたんだ?こんなところで」
「花道バスケ部入るの?」
花「入りたいんだがあのゴリが許可しねーんだい!」
「え!?なんで!」
花「俺には出来ねーだの根性がねーだの。あいつ俺に自分のポジションを取られるのが嫌なんだと見た」
「有り得るね!花道にできないことなんてないもんね!」
花「その通り!さすが!よく分かってるなぁ!ナハハハハ!」
花道はの頭をポンポンと撫でながら豪快に笑って歩き出した。
は入部届をサッと隠し花道の後を追いかけた。
「なんでゴリ先輩は花道にそんなこと言ったの?」
花「カクカクシカジカ…」
「なるほどね…あ!じゃあさじゃあさ!」
花「お!なんだ!」
「根性見せればいいんでしょ?そしたら今日部活終わったら体育館の床と部室とボールをぜーんぶ磨くのはどう?ピッカピカに!」
花「はっ…!!名案だ!!しかしあの量を俺だけで…よし、あいつらも誘おう!」
「私も手伝う!」
花「本当か!?いい奴だなお前はこのこの〜!」
花道はの首に手を回し頭を優しくグリグリした。
「へへ!まーね!」