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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第3章 バスケ部入部


洋「まじか!」

「きゃー!花道かっこいいー!さすが!!」

花「おお!あ、晴子さん!今の見ましたか!?」

花道はに一言返事するとすぐに晴子の元へ向かった。

「洋平、あの子、晴子ちゃんが花道の好きな人だよね」

洋「あ、あぁ…」

「可愛い子だよね」

洋「そんな落ち込むなよ」

「落ち込む?私が?」

洋「あぁ」

「何言ってんだか。ぜーんぜん落ち込んでないよ!慣れてる慣れてる。それに可愛い子で良かった!私はまだまだ諦めない!体当たりするのみ!ハハハハ!」

は教室へ1人戻っていった。

洋「本当はちょっときてるくせに…ねぇ、 は教室でどんな感じ?」

水戸はその場に残された友達に様子を聞いた。しかしあの感じでいつも変わらないと言われたのだった。



( そうだよ、もう51回目だよ?慣れてる慣れてる…それに私が1番花道のこと好きなんだから。幸せにできるんだから。大丈夫。大丈夫。…でも晴子ちゃん可愛んだよな…大丈夫…だよね…)

水戸達の前では陽気に振る舞ったものの、やはり好きな人が別の人に笑いかけるのを見て何とも思わないわけではなかった。

「ダメダメ!こんなネガティヴな考え私には似合わない!花道に見合うように私も元気でいなくちゃ!よーし、私も放課後申し込みに行くぞー!!」

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