第8章 対三浦台
が会場へ戻ると、三浦台にまた一本決められたところだった。
「うっそ、まだ負けてる!?」
すると痺れを切らした花道が安西先生に話かけた。
花「おやじ!おやじもういいだろう!?俺たち十分反省してっからさ!」
三「先生」
宮「これ以上はもう…」
するとヤスも代えてほしいと、目でベンチに訴えてきた。
「バカ!!コートにいる時にボールから目を離すなー!!」
ヤス「あっ…」
彩「ん?」
三「あ」
流「…」
花「」
宮「戻ってきてたのか」
「今戦ってるのはあんたたちでしょ!?弱気になってどーすんの!いつものあんたたちなら勝てる!!でも今のままじゃ負けるわよ!?弱気にならないで戦って!!」
赤「天羽の言う通りだ」
やる気を取り戻した湘北は赤木と木暮が連携プレーを見せた。
そして赤木のダンクが決まった。
彩、「「やったー!!」」
2人はハイタッチした。
花「ゴリラダーンク!」
花道も喜んだ。
村(なんてマネージャーだ…赤木のやつも…くそーっ…)
三浦台は皆やられたというような顔をしていた。
赤「気合い負けするな!」
「頑張れ!!」
木、ヤス、シオ、カク「おう!」
木(よーし。天羽の言葉と今のプレイでみんなの弱気が吹っ飛んだぞ)
みんなようやく本調子が出てきた。
花「おいおい、そんなに無理すんな!ますます俺の出番がなくなっちまうじゃねぇか!」
彩「問題はこれからよ」
「うん。もうゴリ先輩とメガネ先輩のコンビプレーは向こうに読まれてる…ここからが踏ん張りどころよ」
彩子との言う通り、赤木と木暮は思うように動けないようだった。
「安西先生…」
は安西先生の方を見た。
すると安西先生はゆっくりと頷くと口を開いた。
安「君たち、反省してるかね?」
三「先生…!!」
花「おやじ…!」
安「もう喧嘩はしないかね?」
花「はははは!おやじ!しねぇよ!喧嘩なんか!この平和主義者、桜木…」
三「やめんか!」
桜木は安西先生の顎の肉をチャポチャポしながら言った。