第8章 対三浦台
湘北メンバーは、花道、流川、宮城、三井がベンチにおり、ベストメンバーではなかった。
花「おい、おやじ、また俺をいつまでも使わねぇ気じゃねぇだろうな?秘密兵器とか言って」
「…」
花「ぬぅっ。おいおやじ!」
すると安西先生はプイッと花道から顔を逸らした。
安「君たちはケンカしたからお仕置きです」
花「えっあっ…」
「あぁ…」
三「せっ、先生!」
花「おい!おやじのやつ怒ってるぞ!何とかしろ!ミッチー!元はと言えばてめぇが…」
三「誰がミッチーだ!大体黙って聞いてりゃ安西先生をおやじだと?この無礼者!」
(確かに失礼ではあるから何も言えない…)
宮「花道、おめぇはどっちにしろベンチだからいいじゃねぇか!実力から言って…」
「あー!りょーちんそれはひどい!!」
花「なんだと?りょーちん!この天才になんてことを!大体ケンカの原因はだなぁ…」
流「はぁ…ドアホウが4人に…」
4人「「「「ぬっ、流川!!」」」」
三「てめぇが最初に手出したくせに、この短気者!」
花「偉そうに!」
「あんたも同類でしょ!?」
宮「てめぇ、先輩に向かって"ドアホウ"だと?」
4人は流川の前に立って騒いだ。
すると流川は立った。
花「やるか!この!」
流「見えん」
4人「「「「なんだとぉ!!」」」」
流「座っとけ」
流川はの手を引き寄せると自分の膝の上に乗せた。
宮「あぁ…」
花、三「「なっ…!!」」
「なっ…流川!!」
宮(流川、意外と大胆なんだな…俺も彩ちゃんに…♡)
花(こいつ!!になにしやがる!!)
三(こいつも天羽が好きなのか!?変な虫つきすぎだろ!)
(は、花道が見てる!!これは…まずい!!)
が流川の手を外し立とうとするが、流川にガッチリ抑えられ、手を外すことすらできなかった。
「ちょ、ちょっと放しなさいよ!!前見えないんでしょ!!」
花「そうだ!流川!を放しやがれ!」
三「涼しい顔しやがって!」
流「お前は小さいから平気」
「私は平気じゃない!放せ!」
流「嫌だ」