第7章 インターハイ予選までの1週間
信「さん!このスーパールーキー清田信長の華麗なダンクシュートを見ててください!!」
いつにも増して信長の気合いが入っていた。
「フフフ、本当花道そっくり…」
(そういえば最近花道はどんな感じなんだろ…あれから花道といる時間めちゃくちゃ減ったな…)
は悲しそうな表情になった。
神(なんか悲しそうな表情してる…?)
すると、ダンクが決まる音が体育館に響いた。
はその音で我に返った。
(そうだよ…勉強しにきてるんだから、今はちゃんと海南の練習に集中しなきゃ)
信「見ました!?見ましたかー!?さん!今の俺のダンク!!」
はこくこく頷いてニコッと笑うと、小さく拍手をした。
信「牧さん俺もう死んでもいい…」
のその様子を見た信長は目をハートにして隣にいた牧にそんなことを言った。
牧「集中しろ。全く…」
牧(信長がこんなにもなってしまうとは…信長に押されて許可してしまったが、あの子の本当の目的はなんだ…??)
しばらく練習を見ていると、眼鏡をかけたヒョロヒョロな部員がの目に止まった。
(あの人…試合に出されたら花道には対処できないかもしれない…)
清(むむっ!?なぜさんは宮さんを見ている!?まさかタイプとか…はっ!!そういえば彼氏はいるのか…?あんなに可愛かったらいないわけ…でも彼氏がいたら他校にわざわざ観に来ない…はっ!!まさか実は隠されてるだけでさんは神さんや牧さんの彼女!?)
信長は要らぬ心配をしていた。