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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第7章 インターハイ予選までの1週間


ー練習中ー

「…」
(今まで通りか…なんでだろう…それを望んでいたはずなのに、モヤモヤする…)

彩「ほらもっと声出してー!」

彩子は選手に向かって言った。

彩「どうしちゃったのよ。今日全然桜木花道のこと応援しないじゃない」

「あ!す、すみません…花道ー!!頑張れー!!」

彩「??」
彩(何かあったのかしら)

はモヤモヤした思いを抱えたまま、この日の練習は終わった。

ー練習後ー
三「今日は何回やりゃいいんだ」

「え?あぁ、三井さん」

は少しぼーっとしていた。

「そうですねぇ、バテるまで、ですね」

三「今日もかよ…お前も鬼だな…」

「誰のためだと思ってんですか」

三「桜木のためだろ」

「…始めますよ」

三「え?あぁ…」
三(なんだ元気ねぇな…そういや昼間も泣いてたよな?桜木と何かあったのか?)

2人は1on1を始めたが、にいつものような覇気はなく、簡単に三井にボールを取られてしまった。
そしてそれは一回だけではなく何度も続いた。

三「手抜いてんのか、こんなんじゃやってもやんなくても変わんねーぞ」

「すみません…」
は全力を出していたつもりだったが、三井に怒られてしまった。

三「5分休憩したらまたやるぞ」

「はい」

は壁際に座り込んだ。
三井は体育館を出て行った。

「はぁ…」
(なんなんだろう…このモヤモヤは。三井さんにも怒られちゃうし…何よりこんなんじゃ予選前に迷惑だよね…でもどうしたらこのモヤモヤは消えるの??)

「はぁ…」

三「ため息ばっかりついてんじゃねぇ」
三井は戻ってくると"ほら"と飲み物をに差し出した。

「くれるんですか?」

三井は頷き、喋った。

三「桜木となにかあったのか?」

「え…」
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