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僕だけを見つめて【スラムダンク】

第2章 新たな生活


花道たちが屋上へ着くと、そこにはもうすでに伸された堀田たちがいた。
そしてもう1人、血だらけの男が立っていた。

洋「お、お前…これ1人でやったのか?」

?「お前らも仲間か…」

バンッ!!

するとそこへがやって来た。
息を切らして走って来たようだった。

「花道!」

花「おう。どうした?」

「花道たちこそ何して…やだ!これ花道たちがやったの!?」

洋「俺たちはやってねぇよ。でもこいつらに喧嘩ふっかけられて呼ばれたんだけど既にこいつが1人でやっちまってた。お前名前は」

「あ!同じクラスの!隣の席の!イケメンの!人気者の!爆睡マン!名前なんだっけ…えーっと、えーっと…」

?「はぁ…どあほう。流川。流川楓」

「な!初めて話した言葉がどあほう!?私に言ってるわけ!?」

花「なにぃ!?流川だと!?てめぇ!ぶっ倒す!」

流「はぁ…どあほうが」

2人は胸ぐらを掴んで殴り合った。

「花道いけいけー!やってまえー!」

バンッ!!

するとそこへもう1人、晴子がやって来た。

花「晴子さん!」

晴「きゃーー!流川くん!血だらけじゃない!」

流「誰だ。お前」

花「お前、晴子さんになんてことを…!!流川てめぇ!」

また2人の殴り合いが始まった。

晴「きゃー!やめて!桜木くんそんなことする人だったの!?暴力なんて最低よ!」

すると花道の拳がぴたりと止まった。
晴子の最低という言葉が桜木の頭に響いたのだ。
最終的に流川が花道を1発殴って喧嘩は終わった。
晴子は流川を追いかけて行ってしまった。

「花道!大丈夫?」

花「晴子さんに嫌われた…」

(この様子だとあの晴子ちゃんて子が花道の好きな子ね…)
「花道のことよく知らないからだよ!ちゃんと花道のことわかれば誤解も解けるし好きになってもらえるよ!大丈夫!」

花「そうがなぁ!?慰めでぐれるのはお前だけだぁ!〜!」
花道は泣きながら言った。

洋(恋敵なんだぞ…晴子ちゃんは…いいのか?)
洋「そういえば 、流川と同じクラスだったのか?しかも席まで隣?」

「うん。ずっと寝てるよあの人」

洋「そうなのか」

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