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《降谷夢》bonheur {R15}
第4章 卒業
泣き出した私を見た降谷くんは
正面の椅子から私の隣に座り直し、優しく抱きしめてくれた。
背中をとんとんと叩いてくれて…とても安心できた。
「私……降谷くんが、好きっ……
好きだよ……
…ごめん…ね………?』
本当は気持ちを伝えるつもりなんてなかったのに
気がつくと勝手に口が開いていた。
無意識に言葉にしてしまうくらい
降谷くんを好きになっちゃったの。
でも私たちは…恋人同士にはなれない…
それなのに彼を困らせることを言うなんて…
最低だな…私…
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