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《降谷夢》bonheur {R15}
第61章 擁護
「っ、離してくれ!!
おい美緒!僕の声聞こえてるだろ!?
なんでもいいから返事してくれ!!」
……今美緒と離れたら
二度と彼女の温もりを感じれなくなる気がして怖かった。
ずっと手を握っていたかった。
…美緒………
お前がいないと僕はもう冷静じゃいられないんだよ……
頼むから……
僕を置いて逝かないでくれ……
美緒が担架に乗せられる瞬間
彼女の首元で光る僕のあげたネックレスがやけに眩しく見えて
美緒はそのまま救急車に乗せられ病院に運ばれて行った。
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