第4章 卒業
伊「じゃあ俺達は先に帰るからな!
美緒、元気でな!」
諸「またね、美緒ちゃん。」
松「警視庁で会った時は、一緒に昼飯でも行こうぜ!」
萩「おっ、それいいね〜!じゃあね美緒ちゃん。
お互い明日から頑張ろうね!」
瑞「美緒〜!またすぐ会おうね〜!
絶対だよ〜!!!」
『うん!!!みんな、またねーー!』
手を振りながらみんなと別れた後、
私は校舎内に走って向かった。
何を話せばいいかなんて本当にわからないけど
ただ最後に……ちゃんと顔を見て降谷くんと話がしたい…。
そう思いながら
降谷くんの部屋がある3階にたどり着いた。
たくさんの扉が並んでいる廊下で降谷くんを探していると
ちょうど前から彼がこちらに向かって歩いてきているところだった。