第41章 友情
伊「あいつなら大丈夫だ。
俺達もそうだが、美緒のことは絶対守る。
命に変えてもな。」
「僕にも何か手助けできることがあれば言ってね!
美緒さんの力になりたいんだ。」
伊「ガキのくせに随分頼もしいな。
でも、事件のことは俺ら警察に任せとけよ。」
伊達刑事はそう言いながら、俺の頭を少し強く撫で回して来た。
確かに…安室さんだけじゃなくて
伊達刑事や松田刑事も必ず美緒さんを守ってくれるだろうけど…
それでも俺は美緒さんの為に何かしたかった。
蘭も美緒さんのことをずっと気にかけていて
昨日は家に帰ってからもしばらく泣いていて…
それくらい蘭にとっても、美緒さんは大事な人なんだ。
俺にできることといえば、
事件を解決する為の手掛かりを見つけることくらい…
これ以上、犯人の好きにさせてたまるか…
俺が絶対、犯人を暴いてやる。