• テキストサイズ

《降谷夢》bonheur {R15}

第41章 友情


side コナン


美緒さんが記憶喪失になったことを歩美ちゃん達に話すと見舞いに行きたいと言い出し、
博士と灰原も一緒に美緒さんのいる病院を訪れた。



ちょうど検査が終わったところで美緒さんと会い、
彼女を警護している伊達刑事も一緒に
俺達は病院の中庭で話す事にした。


『みんな、わざわざ来てくれてありがとう。』

歩「本当に…私達のこと覚えてないの?」
光「僕、美緒さんに助けられたことあるんですよ?」
元「俺達にいつも優しくしてくれたじゃねぇか!」

『ごめんね、何も覚えてなくて…。
私も早く思い出したいから
もっとみんなのこと教えてくれないかな…?』

歩「うん!」
光「もちろんです!」
元「じゃあ、自己紹介からだな!」


美緒さんと歩美ちゃん達は楽しそうに話していて
俺はその様子を見ながら、伊達刑事に話しかけた。


「ねぇ伊達刑事、今日安室さんは?」

伊「美緒の検査の前まではいたが、一旦帰ったぞ。
またすぐ来るって言ってたけどな。」

「そっか…。安室さんも辛いだろうね…。」


恋人である美緒さんに忘れられてしまった安室さんは
きっとすごく悲しかったに違いない。


俺も…もし蘭に忘れられたらと想像するだけでゾッとする。


一応こいつらにも、安室さんが美緒さんの恋人だと言わないように事前に伝えておいた。混乱させたくないだろ?って言ったら、みんな素直に納得してくれたから助かった。


/ 1020ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp