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《降谷夢》bonheur {R15}

第41章 友情


安室さんは、私とは本当に親しかったようで
色んなことを話してくれた。


私の両親は事故で亡くなっていること。

私は昔警察官で、今は民間のボディーガードとして働いていること。

昨日私の病室を訪れた刑事さん達は、私が警察だった時からの知り合いであること。

安室さんは、私のお気に入りの喫茶店の店員さんだそうで
そこで仲良くなったとのこと。

蘭さんと園子さんという2人の女性とは
同じようにその喫茶店で知り合ったそうだ。

「美緒さんの職場の方には
僕から連絡しておきましたから、心配しなくても大丈夫ですよ。」

『ありがとうございます…。
安室さんって、本当に優しい方なんですね。
蘭さんと園子さんも言ってましたよ?』

「僕が美緒さんに優しくするのは、
あなたが僕にいつも優しかったからです。」

『そうなんですか?
普段の私って、どんな人でした?』

「うーん、そうですね…。
正直に答えますけどいいですか?」

『もちろんです!遠慮なく言って下さい!』


安室さんは話そうかどうか少し考えていたけど
私が遠慮しないでと言ったら、本当に遠慮なく話し出した。


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