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《降谷夢》bonheur {R15}

第40章 心傷


side 降谷


最近起きている警察官射殺事件の情報収集も兼ねて
僕は毛利探偵やコナンくん達と一緒に
米花サンプラザホテルを訪れていた。


松田や伊達班長が狙われる可能性もあるし、
何かあれば手助けをしたかったから
今回、毛利探偵に頼んで同行させてもらった。


しかし松田と班長は、溜まった報告書の作成で忙しいらしく
パーティーには不参加だそうだ。



会の催しが進み、コナン君や蘭さん達と話していると
白鳥警部と話している美緒を見つけて驚いた。


どうやら彼女は仕事でたまたまこのホテルに来ていたそうだが
明日も仕事があるそうで、すぐに帰ると言っていた。


僕がパーティー会場の出口まで美緒を送っていると
たくさんの視線がグサグサと突き刺さった。


…たぶん、美緒のファンである警察官達の視線だろうな。


肝心の美緒は、その男達の眼差しに全く気付いてなくて
僕の顔を見ながらニコニコと話している。


普段は人の視線に敏感なくせに、
こういう下心ありありの視線には鈍感すぎるのが厄介だ。


美緒を見送ってから
再びみんなのいるところへ戻ると
蘭さんと園子さんが僕に声をかけて来た。


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