第39章 警察
コ「っ!?おじさんが撃たれた!!」
『え…!?ちょっと、コナン君!?』
コナン君は犯人の後を追って走り出してしまったので、
私も彼の後を追いかけることにした。
『っ、みんな!救急車と警察呼んでおいて!!』
光「は、はい!分かりました!!」
先程渡ってきた信号は赤になってしまっていたので
私とコナン君は歩道橋を渡ったが
降りた先には、犯人の姿はもう確認できなかった。
コ「くそっ!犯人に逃げられたね…。」
『…とりあえず、撃たれたあの人の所に行こう。
犯人の顔見たと思うし。』
私達がその男性の元に駆け寄り、誰に撃たれたか尋ねると
胸を押さえるジェスチャーをして、そのまま息絶えてしまった。
『いったい誰が…こんなひどいこと……。』
大勢の人が行き交う交差点で起こった事件……。
被害者が警察官ということもあり、この事件は世間を大きく賑わせてしまった。