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《降谷夢》bonheur {R15}

第4章 卒業



『射撃訓練中に銃を分解!?
あははっ、そりゃあ怒られて当然だよっ!』

「仕方ねーだろ!
銃の調子おかしくて的に当たらなかったんだからよ!」

『普通はそんなことしないよー!』

「その直した銃のおかげで教官は命拾いしたんだぞ?
まあ、ゼロの射撃の腕のおかげでもあるんだけどな。」


以前、教官の首に巻きついたロープを
降谷くんが狙撃できたおかげで、教官が助かったことがあるって話は聞いたことはあった。


他にも松田くん達の武勇伝は本当にすごい話ばっかりで…


コンビニのATM強盗の犯人を捕まえたーとか
暴走トラック止めるために車から車に飛び移ったーとか
誘拐事件の犯人が仕掛けた爆弾の解体をしたーとか…

壮絶すぎるのが面白くて、ずっと笑っていた気がする。



数時間が経ち、
お酒とご飯をたくさん食べて満腹になったところで
私たちは店を出て帰ることにした。


お金は割り勘にしようって言ったのに
松田くんが全部出してくれた。


飯に付き合ってくれたお礼と言われ、お金を受け取ってくれなかったので、今回だけはお言葉に甘えてご馳走になった。


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