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《降谷夢》bonheur {R15}

第4章 卒業




全く!何回も言わせないでよね!!
ただでさえ不安になってるのに…


萩「美緒ちゃんなら
どこでも上手くやって行けそうだと思うけど…。」

松「それで教官達もどこにするか迷ってんじゃねーか?」

伊「それしか理由がないだろうな。
気長に待ってれば決まると思うぞ。」



『そう……かな…。』


降「君は難しく考えすぎなんだよ。
もう少し楽観的に考えることも時には必要だ。」


降谷くんはそう言いながら
私の頭を優しく頭を撫でて来た。



…この人は急に心臓に悪いことするなぁ。



ドキドキしちゃうじゃない……






でも不思議…

降谷くんにそう言ってもらえたら
さっきまでのモヤモヤが晴れて行くのを感じた。



…ん?
でも何で?




てか……ドキドキするってなに!?





こんな気持ちになるってことは…





まさか降谷くんを意識してるってこと!?




降「…い………おい、美緒?
何ぼーっとしてるんだよ。大丈夫か?」


『っ、え!?だ、大丈夫!何でもないよ!』 

降「?そうか?ならいいんだが…」


言えるわけない…
降谷くんのこと考えていましたーなんて…





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