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《降谷夢》bonheur {R15}

第4章 卒業



萩「なになに美緒ちゃん。
眉間に皺すごい寄ってるよ?大丈夫?」

松「なんか悩んでんのか?
俺らでよかったら聞くぞー。」

あんまり聞く気なさそうだな、松田くんは。


『悩みっていうか…
ここ卒業した後の配属先のこと考えてたの。
2人は爆発物処理班だったよね?』

松「ああ。爆処はやべーところって聞くけど、
機械いじり好きだし、早く行きてーなって思ってるよ。」

萩「俺も親友の陣平ちゃんが一緒だし
楽しみではあるかな。」


本当に仲のいい2人だな、羨ましい…。


瑞「伊達くんは所轄の刑事に決まったんだよね?」

伊「おう!
凶悪犯罪者達をこの手で捕まえまくってやるよ。」


さすが伊達くん。
自信満々でそんなこと言えちゃうんだから
すごいとしか言いようがない…。


『降谷くんと諸伏くんは、
2人とも公安に行くんだよね?』

諸「ああ、そうだよ。公安もなかなか忙しいみたいだけど
ゼロと一緒に頑張ってくるよ。」

降「そういう美緒は?配属先どこなんだ?」


『…まだ決まってないの。』



「「「「「…………え?」」」」」


『だーかーらー!
まだ決まってないのよ、私!!』


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