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《降谷夢》bonheur {R15}

第34章 特訓



米花駅についてから風見さんにメールすると
すぐに彼から着信があった。


風「おはようございます。
若山さん、今日はよろしくお願いします。」

『おはようございます…。
それで、これからどこに向かえばいいんですか?』

風「米花駅から徒歩30分くらいの場所にある
総合体育館はご存知ですよね?」

『知ってます。そこに行けばいいんでしょうか?』

風「はい。そこに向かうあなたを我々公安が尾行します。
どの人物が尾行しているか気づいた時点で私に連絡して下さい。」


風見さんの話によると、
どうやら実践形式で尾行の特訓をするみたいだ。

わたしが体育館に向かって歩き、公安の刑事達は私を尾行する。
しかしわたしに気づかれた刑事はそこでアウト。

何人の刑事が私を尾行するかは内緒。
風見さんは私と何度か顔を合わせているので今回は不参加。



「先程、米花駅西口にあるベンチの下にBluetoothイヤホンを置いておきました。連絡はそれを使って下さい。」

『了解です。』


わたしは言われた通りにイヤホンを取って、

目的地まで何人見つからずに辿り着けるか
私と公安刑事との尾行合戦が始まった。


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