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《降谷夢》bonheur {R15}

第4章 卒業



瑞希と食堂でお昼ご飯を食べながら
参考までに配属先を聞いてみることにした。



『ねえ、瑞希は卒業後はどこに行くんだっけ?』

「警視庁の科捜研だよ。
大学も生物科学専攻だったから
自分の知識活かせるところで安心した。」

『そっか〜…瑞希に向いてそうだね。頑張って!」

「…美緒は相変わらずまだ決まってない?」

『うん…。配属先の話、教官はまだ言ってこなくて…」


同僚のほとんどは決まってきているのに、
私には決まったという連絡がまだ来ない。


正直どこに配属されてもいいし
どんな仕事でも精一杯やるつもりなんだけどな…。



「大丈夫だよ!
あんたは優秀だし、どこに行っても即戦力になると思うから!
教官達もそれを分かってて悩んでるじゃない?」

『そうだといいけどね…。』




食事を終えてからも2人で話していると、
いつもの5人組が私達の席に近づいて来た。



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