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《降谷夢》bonheur {R15}

第30章 遠出





『わーい!海だー!江ノ島だーーー!』

東京から車で約1時間半。
今回の目的地である江ノ島に到着した。

「本当に日帰りで良かったのか?」

『零くんもずっと仕事ばっかりで疲れてるでしょ?
帰りは私が運転するから、明日は家でゆっくりしよ!』


零くんはもっと遠い場所でもいいと言ってくれたけど
少し近場だが、私の行きたい場所ってことで了承してくれた。


「僕も江ノ島に来るのは初めてだよ。
美緒はなんでここに来たかったんだ?海好きなのか?」

『……。うん!綺麗な海大好きなの!
それより!せっかく来たんだから早く行こ!』

わたしは零くんの腕を掴んで歩き出した。
…なんで海が見たかったのかは零くんには内緒。



私たちは江ノ島の観光を目一杯楽しんだ。


パワースポットとして有名な神社や
飲食店、土産物店が立ち並ぶ商店街を散策したり
キャンドルの形をした建物の灯台に登って
そこにあるカフェで景色を楽しみながら昼食をとった。


その後は少し移動して水族館にやってきた。
可愛いイルカのショーや
感動するくらい美しかったクラゲの展示などを見て回り
あっという間に時間が経ち、もうすぐ日が暮れる時間になっていた。




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