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《降谷夢》bonheur {R15}

第28章 退院


松「それにしても、最近お前事件に巻き込まれすぎじゃねぇか?
この前は手に怪我してただろ。」

『だよね、自分でもそう思う…。』

疫病神でも取り憑いちゃったのかな…
時間がある時にお祓い行こう。



伊「今回お前が入院したことで
本庁ですげぇ騒ぎだったんだぞ…。」


あー…見舞い品事件か。


松「美緒、お前現役の時一体何したんだよ。」

『何もしてないから!』


……あ、でも色んな人に連絡先は聞かれた。
誰にも教えてないけど。





そしてしばらく経つと
零くんと諸伏くんが出来上がった料理を持ってきた。



諸「お待たせ。
たくさん作ってきたから、美緒ちゃんもいっぱい食べてね。」

『ありがとう!
全部美味しそうー!いただきまーす!』


……んー!美味しいーーー!
ずっと病院食だったから、久しぶりのご馳走でわたしは大満足だった。


『このささみで作ったチキン南蛮美味しいっ!
作ったの零くんでしょ?』
「ああ。よくわかったな。」
『やっぱり!!毎日でも食べたいくらいだよ!』
「たくさん作っておいたから
食べきれない分は冷凍しとくよ。好きな時に食べるといい。」

零くん最高すぎっ!!
私達の会話を聞いていた4人は、少し呆れたように私たちを見ていた。


諸「美緒ちゃんはもうゼロに胃袋掴まれてるんだね?」
松「普通は逆だよな。」
萩「じゃあ班長のところは?」
伊「俺が掴まれてるな。」
「美緒の料理も美味しいから僕も掴まれてるよ。」

「「「「惚気るな!!!!!」」」」
『あはは。ハモってる!』

私より零くんの作ったご飯の方が絶対美味しいんだけど
私が作る時、零くんはいつも美味しいって言って食べてくれるから
それはそれで嬉しいんだ。


その後、
私たち6人は夜遅くまで
零くんと諸伏くんが作ってくれたご飯を楽しみながら
たくさんの話をすることができた。


1番衝撃的な話だったのは、
高木くんと美和子ちゃんが恋人同士になったこと。

高木くん、ずっと美和子ちゃんに恋してたから
今度おめでとうって言ってあげなきゃ!





そして日付が変わる少し前に片付けを終え、
お開きの時間となった。


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